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既成の概念や方法は構造設計をしていく上で大切なベースとなります。
ただし、そのことだけに捉われず、自らの経験やアイデアを駆使して新たなスタンスで構造設計に向き合ってもらいたいと考えます。
このようなやり方、考え方は今までやっていない等でひらめきやアイデアを閉じ込めることなく、どんどん意見や表現をしてください。
IMADA設計室ではそのような意見やアイデアを大切にし、立場や年齢に関係なくディスカッションし、そのプロジェクトにとってベストな答えを導き出すためにオープンな社風で業務に取り組んでいます。
僕は経験がないから…とか、僕の意見ではうまくいかないだろう…等は気にすることなく思うこと、考えることを出してほしいと思います。
そうすることで、構造設計以外の仕事に携わる上で大切な知識や常識、社会人としての身につけるべきことも学んでいくことができます。
「可能性の一歩に挑戦すること」
自分の中の可能性、構造設計の新たな可能性にチャレンジしてほしいと思っています。20年、30年後に自分の設計した構造図や計算書を見たときもう一度その時の苦労や感動を思い出すことができるのか。
IMADA設計室はチャレンジすることを大切にし、想いの出すことのできる組織作りを目指しています。
 
 
構造設計の仕事は建築物を支え、人の命や財産を守り、意匠や空間の意思の表現を手助けする大切な役割があります。
構造設計は高層建築物や大規模建築物、住宅や店舗などの基礎・土台・躯体等の目に見えない部分でその役割を全うします。一見、当たり前のことで見えないものであり、それだけのことと思われがちですがきっちりした構造計画と設計がなされているということはその建築物を利用する人々に対して安心して時間を過ごし、守ることを約束します。

構造設計には様々な種別があります。
鉄骨造、RC造、WRC造、SRC造、木造等構造設計といっても様々です。理想を言うなればすべてに経験を持ち精通することが一番ですが、そのことを考えすぎるあまりそのことがプレッシャーとなって苦しむ人がいます。そのようなことに捉われすぎる必要はありません。構造設計もまたそれぞれ得意不得意があるものです。
例えば鉄骨造だけでもいいのです。構造計算ができなくても構造図ができればいいのです。まずは自分の中でこれは誰にも負けないというスペシャリストに
なれたらいいのです。
スペシャリストとして、目に見える構造図や計算書を作成し、実際の建築物にそれが反映されたとき、スペシャリストの構造設計で人々を安心させることができるのです。
自分の限界を自分で決めずに、できるところから、自分の得意とするところから構造設計の世界で人々の安心を作ることに向き合いましょう。