構造設計のご依頼を受け、様々な条件や規制などを踏まえた上で、意匠設計の意思を反映することは、構造設計の大きな役割とやりがいのひとつ。
意匠設計様が構造設計を頼まれるまでには様々な経緯があり、お施主様やエンドユーザー、オーナーからの希望や期待、それまでの苦労や検討に使われた膨大な時間を考えるならば、出来るだけその想いや時間をかけた表現の手助けをしたいという思いがある。
今回は吹抜けの大空間を満たすため、構造の立場から様々な検討を踏まえいろいろな角度からの考察を経て依頼の意匠設計様に計画に沿った提案と共に、こちら側からの新たな提案をすることに。
幾度となく、ディスカッションをし考えられうる可能性を探ることを繰り返し、最終の着地点を見つけることへ。 |